コンセプト
わが国における社会経済の構造は、成熟化や情報化、グローバリゼーションの進展などにより、市場競争の激化、企業間格差、合併といった現象が生じ、めまぐるしい変化を遂げています。また企業の生産機能の海外移転が進むなど、地方における企業立地のメリットが薄れ、企業誘致による地域経済の活性化も容易に進まなくなっているのが現状です。今後、地方の自助努力による内発型の地域経済活性化政策を推進することが重要となってきております。今回、鹿屋における地場特産品の進行を図るため、行政等との一体的ネットワーク化を図りながら、大都市市場をターゲットに販売体制の構築に努め、地域特性のある地場特産品を積極的に県外へ販売する「産地専門商社」として「株式会社鹿屋大隅地域おこし公社」を、鹿屋の有志が(鹿屋商工会議所、金融機関、事業者等が出資して)設立したものです。